【東京五輪】競泳の派遣標準記録ってなに?【世界一厳しい】
どうも、Mlogです!今回からは競泳全体の話題になります。まずは代表選考と派遣標準記録について調べてみました~!それではいってみましょう!
1:競泳の日本代表はどうやってきまる?
そういえばオリンピックの代表選手っていつ、どうやって決まるの?
そうだな。競技によっていろいろな選考方法があるが、
競泳の日本代表選手は、2つの大会の結果で選出されるナ。
1つはオリンピック前年に開かれる世界選手権の結果だね。
そう。世界選手権で優勝すると、条件付きではあるが代表に選出されるゾ。
そして2つめは、オリンピック当年の日本選手権の結果だ。
日本選手権で優勝すれば、オリンピックにいけるってこと?
いや、日本選手権では2つの厳しい条件を満たさなくてはならない。
1つ目は日本選手権の決勝で派遣標準記録を突破すること。
えーっと、派遣標準記録って、何だったっけ?
日本水泳連盟が独自に定めるとてもレベルの高いタイム設定だね。
たとえば自由形100mの派遣標準記録は、日本記録よりも早く設定されているナ。
え?何でそんなむちゃくちゃな設定なの?日本選手は誰も出場できないってことじゃない?
まあそれについては後で話をしよう。もう一つは日本選手権で2位以内に入ることだナ。
2016年大会まででは、この両方を条件を満たした選手が代表に選出されているゾ。
そうなんだ~。ということは、東京五輪に挑戦する競泳選手にとっては、
2019年の世界選手権と2020年の日本選手権がとっても大事な大会になるってことだね!
2:派遣標準記録ってなに?
さっきも話したけど、派遣標準記録ってどうして決まっているの?
うむ。まずは派遣標準記録の基準だが、
これは世界ランク16位に相当するタイムに設定されるゾ。
世界の中で16番目ってこと?どうしてそんなに高いレベルに決めるの?
それは、16名までがオリンピックの準決勝に残れる人数だからだね。
つまり派遣標準記録を突破できる選手=入賞を狙える選手というわけダ。
え~!それって、とってもすごいことだよね?
日本の競泳選手は、入賞することを前提に選出されているってことだから!
そうだナ。世界のレベルがとても高い種目では日本選手が出場できないという問題もあるが、
こうした厳しさこそが日本競泳のレベルを底上げしているとも言えるナ。
3:2019年日本選手権の結果は?
先日の4月8日、2019年の日本選手権が全日程を終えました。東京五輪の代表選考を兼ねる2019年世界選手権(7月・韓国)の代表選考を兼ねた非常に大事な大会でしたが、派遣標準記録を切って個人種目で代表入りをしたのは全種目中10名。今回の世界選手権は少数精鋭という形になりそうですね。日本代表の平井ヘッドコーチによると「大変残念な結果」とのこと。東京大会では大きな期待がかかる競泳ですが、まずは世界選手権での活躍を期待したいところです!
おわりに
今回の記事は以上になります!2019年日本選手権は先日終わったばかりのホットな話題でしたので、調べていて楽しかったです。東京五輪にむけて続々と大きな動きがおこってきているので、今後はこうした最新の話題にも注目していきたいと思います。1300字オーバー。それでは~。