【東京五輪】バタフライにまつわる「なに」「なぜ」な話【競泳種目】
どうも、Mlogです!100記事目指して奮闘中!今回はバタフライにまつわる「なに」「なぜ」の話になります。またもやクイズ形式にまとめてみました~。それではいってみましょう~!
第1問 バタフライってどんな泳ぎ方?
今回はバタフライを解説するゾ。
バタフライって、あのバッタバタした泳ぎ方だよね?
バッタバタって……。
バタフライは英語で蝶を意味する言葉だね。
平泳ぎのように左右の手足を対称に動かす泳法だ。
泳ぐ速さは4泳法中、クロールに次いで2番目に速いゾ。
バタフライをできる人って、カッコイイよね!本当の競泳選手みたい!
学校の授業ではまず教えてもらえないからね。
バタフライは競泳のためだけに生み出された泳ぎ方だからナ。
そうなんだ~。見てるだけじゃよくわからないけど、どうやって泳いでいるの?
基本は左右同時にうでをかく。うでを1回かいている間に、2回ける。
けりもバタ足ではなくて、左右同時に足の甲で水をけるドルフィンキックをしているよ。
1度目のけりは、うでのかきはじめと同じぐらいに開始する。
2度目のけりは、うでを前方の水中におろしたタイミングで行うゾ。
え~、やっぱり難しい!聞いているだけじゃあ、全然わからないや!
ともかく、バタフライは動きのタイミングがとても重要な泳ぎ方と思っておくといいナ。
ということで、正解は「両うでは同時に前後に動かし、両あしは同時に上下に動かして泳ぐ」でした~。言葉だけで表すのは難しいですが、このことを頭に入れて参考動画を見ていただければ「泳ぎ方の感じ」をつかめると思います!
<参考動画 2016年大会200mバタフライ決勝>
それでは次にいってみましょう~。
第2問 ものすごく疲れそうなのに、どうしてあんな泳ぎ方をするの?
バタフライって、どうしてあんな泳ぎ方になったの?
うむ。一言でいうなら「速く泳ぐための努力がそうさせた」だナ。
どういうこと?速く泳ぐための努力はみんながしていると思うけど……。
そうだね。じゃあまずは、競泳の歴史をふりかえってみよう。
えーと、第1回オリンピックのころは、みんなが平泳ぎをしていたんだったね。
次に背泳ぎで泳ぐ人が現れて、クロールで泳ぐ人も出てきた。
だから背泳ぎと平泳ぎは独立種目になって、自由形はクロールで泳ぐようになった。
そうそう。平泳ぎが独立種目になったのは第3回オリンピックからだ。
当時の平泳ぎは「うつぶせで、左右の手足の動きが対称的な泳法」というルールだったんだ。
え、それってもしかして……?
そうだね。このルールだと、バタフライの動きもあてはまってしまうんだ。
1952年のヘルシンキオリンピックでは、平泳ぎの種目をほとんどの選手が
速く泳げる新型の泳法、つまり今のバタフライで泳いだと言われている。
国際水泳連盟は1955年、ついにバタフライ競技を新設して、平泳ぎから独立させたんだ。
なるほど~。そのままだと、平泳ぎが競泳の世界からなくなっちゃうからね。
つまり、平泳ぎを速く泳ぎたいという選手ひとりひとりの努力や創意工夫が、
今のバタフライの泳ぎ方をつくり出していったと言えるナ。
ということで、正解は「平泳ぎを速く泳ぐため」でした~。現在の平泳ぎのルールが厳しく見えるのも、バタフライとのちがいを明確にするためだと思われます。まさに競泳の歴史が生み出した競泳のための泳ぎ方と言えるでしょう!それでは次の問題にいってみましょう~。
第3問 日本の歴代金メダリストは何名?
バタフライにも日本人金メダリストはいるの?
もちろんいるゾ。バタフライは1956年メルボルン大会から独立競技として実施されたが、
1972年のミュンヘン大会の100mで青木まゆみ選手が金メダルを獲得しているナ。
男女あわせて、オリンピックの金メダリストは青木まゆみ選手の1名だね。
そうなんだ!やっぱりバタフライも世界の壁は高いんだね。
たしかに世界の壁は高いが、比較的新しい競技種目ということを考えれば、
男女合わせて9個のメダルという日本選手の成果は立派だと思うゾ。
2016年リオ大会では坂井聖人選手が銀メダルを獲得されたばかりだし、
2020年東京大会でも日本選手の活躍を期待したいね!
ということで、正解は1名でした~。わたしとしては山本貴司選手*1や松田丈志選手*2の活躍が印象的でしたので、男子の金メダリストがまだいないことは驚きでしたね。女子では中西悠子選手*3や星奈津美選手*4の活躍も記憶に新しいです。2020年東京大会ではどんな選手が活躍するか、今後も注目していきたいですね!
おわりに
今回の記事は以上になります!競泳の4泳法について素人目線で記事をかかせていただきました。日本人金メダリストがどの種目にもいらっしゃるのはすばらしいことですね!意外なことに気づくことができて、個人的には有意義な作業になりました~!次回は競泳全体の「なに」「なぜ」を調査してみたいと思います。今回は2200字オーバー。それでは~!